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「噛むこと」「噛めること」の大切さ
昔からよく噛んで食べることは健康に良いと言い伝えられてきましたが、
近年の疫学調査により「速食い」の習慣がある人には肥満者が多いことがわかってきました。
「ゆっくりとよく噛むこと」は肥満対策のひとつとして期待されています。
一口30回噛む習慣を奨める「噛ミング30(カミングサンマル)運動」というものもあるのです。
食べ物をよく「噛むこと」「噛めること」は健康と密接なつながりを持っています。
日本人の高齢者では歯の喪失が進んだ人が多く、「何でもかんで食べることができる人」は
70歳代では3分の2強、80歳以上では半数強しかいません。
食べ物をよく噛めなくなると、硬い食品を避けるようになります。
すると、ミネラル・ビタミン・食物繊維などの摂取量が低くなり、
栄養摂取バランスの崩れにつながることがわかっています。
いつまでも自分の健やかな歯で食事を楽しめることは、
歯だけではなく身体全ての健康を維持する上でとても大切なことと言えます。
ぜひご自身の歯としっかり向き合っていきましょう!
太田歯科 後藤
