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食事は正しい姿勢を意識しよう!
みなさんこんにちは!静岡県湖西市にある太田歯科です。
この記事では歯の役割と、正しい姿勢と噛むことの関連性について解説していきます。
■歯の役割や機能
人間の歯は一列に並んでいますが、それぞれ生えてくる位置によって役割が異なります。例えば前歯は8本ありますが、前歯は野菜などの比較的噛みやすい食材を細かく切ってくれる役割があります。一方で4本の犬歯は、肉などの少々力のいる食べ物を噛み切る役割を担っています。そして白米や小麦などの穀物類をすり潰す役割を担っているのが16本の臼歯です。
歯の種類によって役割はそれぞれ異なりますので、自分の歯を失ってしまうと満足に食べたいものを食べられなくなります。
そして歯には咀嚼機能以外にも、全体のバランスを整えるという機能も果たしているため、自分の歯を失ってしまった場合は、ブリッジやインプラント、入れ歯や差し歯などでしっかり補い、バランスが崩れないようにする必要があります。放置してしまうと噛む機能も衰え、体全体に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
■食事中の姿勢を意識してみよう!
食事中に正しい姿勢を意識することで、咀嚼回数が増えるといわれています。
咀嚼回数が増えることで唾液の分泌量も増え、虫歯予防にもつながります。
また、細かく噛み砕くことで胃腸への負担も軽減されます。
正しい姿勢になるための座り方は、下記を参考にしてみてくださいね。
【正しい姿勢をとるための座り方】
椅子に座り、椅子の座面と自分のお尻の間に手をいれて、
手のひらがお尻側になるようにします。手を入れたままお尻を前後に動かすと
ゴリっとした骨を感じる「坐骨」があると思います。
坐骨を感じられたら、坐骨部分がしっかり椅子の座面につくように座ってみましょう。
この座り方をすることで、正しい姿勢を保つことができます。
はじめは「辛い」「食べにくい」と感じる方もいるかもしれませんが、
毎日意識していると次第に慣れてきますよ。もしも正しい姿勢をなかなか保てない場合は、
お尻の下にタオルなどのクッション材になるものを挟んで座ると、坐骨座りが維持しやすくなるので試してみてください。
■まとめ
正しい座り方できちんとした姿勢で食事をとれるようになると、満腹感も得られやすくなり、
食べ物もしっかり消化されます。インナーマッスルも鍛えられるのでダイエット中の方にとってもメリットがありますよ。今日からすぐに意識できることなのでぜひチャレンジしてみてくださいね。