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ドライマウス(口腔乾燥症)の症状やリスク
みなさんこんにちは!静岡県湖西市にある太田歯科です。
あらゆる要因により唾液の分泌量が低下して、お口の中が乾燥状態になることをドライマウス(口腔乾燥症)といいます。この記事ではドライマウスになってしまう原因や症状、改善方法などを解説します。
■ドライマウスの主な症状やリスク
・お口の中が乾燥する
・話しにくくなる
・お口の中が粘つく
・口臭が気になるようになる
・唇が切れやすくなる
・虫歯や歯周病になりやすくなる
唾液にはさまざまな働きがあるので分泌量が減ってしまうと虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。さらには、口臭の原因にもなり、唇にも潤いがなくなって切れやすく、血が出てしまうなどの症状もあらわれます。
■ドライマウスになる原因・要因
ドライマウスになる要因や原因自体は、お口の中が乾燥してしまうことですが、もとを辿れば唾液の分泌量が減少してしまうことが原因です。
唾液の分泌量が減ってしまう原因としては、①糖尿病やシェーグレン症候群などによる全身疾患の場合、②加齢や治療などによって唾液腺そのものに影響がある場合、③薬の副作用やストレス、緊張などによる場合にわけられます。この中でも③は、意識することで改善できる可能性の高い要因のひとつです。
■ドライマウスの改善方法のポイント
①咀嚼回数を増やす
ドライマウスを改善するためには、唾液の分泌量を増やすことが重要なので、食事の際によく噛んで食べることを意識したり、ガムを噛んで咀嚼回数を増やすことを意識すると良いでしょう。よく噛んで食べることで胃腸への負担も軽減されます。
②唾液腺をマッサージしてあげる
唾液腺を刺激するマッサージをしてあげるのもおすすめです。気がついたタイミングで耳下腺、顎下腺、舌下腺の唾液の出口である3ヶ所を中心に適度な力で刺激してあげましょう。
③口呼吸を改善して鼻呼吸にする
人間の呼吸は鼻呼吸が正常な状態です。口呼吸は乾燥の原因になってしまうため鼻呼吸をできるように改善していきましょう。
④ストレスを適度に解消する
適度にリフレッシュしてストレスを溜め込まないようにすることも大切です。
⑤喉が乾く前に水分補給を行う
水分補給は喉が渇いてからではなく、渇いたと感じる前にこまめにするように心がけましょう。
■まとめ
全身疾患や薬が原因の場合は医師に相談してみましょう。まずはこの記事で紹介した改善方法を実践してみてくださいね。