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2023.09.15

歯周病を自分でチェックする方法

みなさんこんにちは!静岡県湖西市にある太田歯科です。

歯周病原菌によって引き起こされる炎症性疾患「歯周病」は自分でもチェックすることができます。45歳以上の人では、約半数が歯周病をもっているともいわれており、「世界で最も一般に蔓延している感染症」としてギネスブックに認定されているほど身近な病気です。

■歯周病のセルフチェック方法

歯周病を予防するためには、自分の歯茎の状態をチェックしておくことが大切です。歯を磨くときやお風呂あがりなど、鏡を見るタイミングでチェックする習慣を身につけましょう。簡単にすぐできる歯茎のセルフチェックをご紹介します。

※8020推進財団の資料より抜粋

・歯茎が赤くなっていて腫れている

・歯と歯の間の歯茎がぶよぶよしている

・歯茎から膿が出ている

・歯磨きすると歯ブラシに血がつく/すすいだ水に血が滲んでいる

・歯茎がやせてきたように感じる

・口臭が気になる

・歯と歯の間(隙間)に食べ物がつまりやすい

・歯が浮いたような感じがする

・指で触ると歯がぐらつく

これらの項目のうち、1つでも心当たりがある場合は歯肉炎あるいは歯周病になっている可能性が考えられます。項目はあくまで目安ではありますが、あてはまる場合は検査を行うために早めに歯科医院に行きましょう。

■歯周病を予防するには

歯周病は虫歯とは異なり、自覚症状がないまま進行していきます。そんな静かに進行していく歯周病を予防するための大切なポイントは2つです。

・毎日のセルフケアを徹底する

・定期的に歯科医院を受診して定期検診やクリーニングを受ける

これらをしっかり守ることで歯周病になるリスクを軽減できます。歯周病は人が歯を失ってしまう原因の中でも多くを占め、生活習慣病などの全身疾患とも関わりが深いといわれています。毎日の生活のなかでできる限り歯周病になるリスクを減らし、お口の中の健康と全身の健康を守りましょう。

■まとめ

この記事で紹介した歯周病のセルフチェックの方法は、特別な道具や知識などは必要なく今すぐチェックできる項目ばかりです。今すぐにでも確認できるので自分の歯茎を日頃からよく観察して歯周病をしっかり予防していきましょう。

当院では歯周病予防および治療にも力を入れており、患者様のお悩みを解決するために最善の治療方法やセルフケアをご提案させていただきます。お悩みや不安がある方はぜひ当院にお越しください。