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2023.08.31

歯ブラシの正しい選び方

みなさんこんにちは!静岡県湖西市にある太田歯科です。

毎日のセルフケアで使用する歯ブラシは、ただ使用しているだけでは高い効果は発揮できません。歯ブラシの正しい選び方を知っておくことで、より適切な予防を実現できますよ。

■歯ブラシの選び方

歯ブラシを選ぶ際には、以下の4つのポイントをおさえておきましょう。

・毛の形状

一つ目は歯ブラシの毛の形状です。毛先が先端に向かって細くなっているものや平らなもの、ブラシ面がフラットなものや山型になっているものなど、よく見てみると様々です。歯周病ケアには、先端に向かって毛先が細くなっている歯ブラシがおすすめです。フラットなブラシ面の形状は歯の表面にかたよりなく力がかかるため、満遍なく汚れを落とせますよ。

・毛の硬さ

歯ブラシの毛が硬いと磨けている気になってしまいしますが、硬すぎると逆に歯茎を傷つけてしまう可能性があります。とはいえ柔らかすぎても歯にしっかり毛先が当たらず、汚れを除去し切ることができません。歯周病が進行している場合やインプラントが入っている箇所には毛先は「やわらかめ」のものを使用するのが推奨されていますが、それ以外は「ふつう」を選んでおくのが良いでしょう。

・ヘッドの大きさ

歯ブラシのヘッドの大きさも種類はさまざまです。大きすぎると小回りがきかないので、要注意です。大きすぎないものを選ぶと、しっかり小回りがきき、細かい箇所も磨きやすくなりますよ。しかし歯ブラシを握る力が弱い方は横幅が広いヘッドの歯ブラシの方が安定するケースもあるので、総合的に判断して使いやすく効率的に磨けるものを選びましょう。

・柄の太さ

柄が細すぎる場合、安定しにくく、逆に太すぎると力が入りすぎてしまいます。自分に合った太さの柄を選ぶことも効果的な予防にはとても大切です。

■デンタルフロスや歯間ブラシも併用しよう

歯ブラシだけでは歯と歯の間や溝が磨ききれず、どうしても汚れが残ってしまいます。歯ブラシと一緒にデンタルフロスや歯間ブラシも使用していくことでより予防効果を高められます。

■まとめ

お口の中の状態は患者様によってさまざまです。自分のお悩みにあった歯ブラシを選ぶことでより効果的な予防ができますよ。歯科衛生士や歯科医師に相談して、自分にあったものを選んでみましょう。